1. 会社概要
高度セキュリティと言えば、「物理的対策」「技術的対策」「人的対策」を組み合わせることが必須であるが、これらを複合化するには考慮すべき要素が格段に増してくる。それゆえ、ユーザーが独力で最適かつ必要なソリューションを構築するのは非常に困難と言える。そうしたなか、セキュアは「AI(画像認識)×セキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに掲げ、入退室管理システムや監視カメラシステムなどの物理セキュリティシステムに画像認識AI技術(顔認証、行動分析、体温測定、人検出、群衆解析など)を掛け合わせた高付加価値のソリューションを開発・提供している。
同社は、AIが常に空間を見守るようになれば、 人は不安やルーティンワークから解き放たれるとし、このような未来の実現をミッションとしている。AIとともにカメラやセンサーの技術によって、顔認証で入室する人を見分け、表情分析で体調や気持ちを把握し、いつもと異なる行動から事故や不正の前兆を掴むなど、同社は「AI×セキュリティ」で様々な空間に知性を与え続けている。
同社の国内拠点は8ヶ所(東京、大宮、横浜、福島、名古屋、大阪、広島、福岡)であるが、AIを活用したレジレス・無人店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0」において、米エヌビディアとAIプラットフォームの提供・技術支援で協業したり、自律型コンピュータビジョン技術を活用したソリューションを提供しているシリコンバレーのスタートアップであるAiFi社とつながるなど、海外にもネットワークを有している。また、開発体制を強化するために、ソフトウェア及びクラウドシステムの研究・開発拠点として海外子会社のSECURE KOREA, Incも設立している。
2. 沿革
2002年10月に創業し、家庭向けセキュリティ機器の開発・販売からスタートした。2010年以降ソーシャルメディアの普及などによりDXが加速するなか、第2創業として本格的に企業向けのセキュリティソリューションの販売を開始し、多くの企業へセキュリティソリューションを提供して実績を積み重ねてきた。世界各国の先端デバイスやAIアルゴリズムを活用しながら企業が抱える課題を解決し続けており、それに伴って高いAI開発力とデバイス開発力を有するテクノロジー企業としての成長を遂げている。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<SI>
この銘柄の最新ニュース
セキュアのニュース一覧- セキュアとメルコホールディングス、協業によるシナジー創出を目的に資本業務提携 2025/02/14
- 本日の【増資・売り出し】銘柄 (14日大引け後 発表分) 2025/02/14
- セキュアが2024年12月期決算を発表 ~売上高は前年同期比20.3%増、営業利益は62.7%増~ 2025/02/14
- セキュアとメルコホールディングス、協業によるシナジー創出を目的に資本業務提携 2025/02/14
- 株式会社メルコホールディングスとの資本業務提携に関する補足説明資料 2025/02/14
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
セキュアの取引履歴を振り返りませんか?
セキュアの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは![アセプラ(アセットプランナー)](https://assets.minkabu.jp/images/stock/img_asset_tradehistory.png)
※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。