3. アナリストの視点
サスメド<4263>は研究開発段階のベンチャー企業のため当面は研究開発費用が先行して期間損益のマイナスが継続する見込みだ。また、不眠障害治療用アプリ「サスメド Med CBT-i」の保険適用希望書の取り下げにより収益計上時期が先送りの形となった。ただし医療機器製造販売承認取得の事実に変更はない。さらに、国の政策として厚生労働省がプログラム医療機器の普及促進に向けて承認環境の整備を推進していることも追い風であり、中長期成長ポテンシャルは大きいという弊社の評価にも変更はない。そして今後もDTxプロダクト事業における開発パイプラインの拡充、ブロックチェーン技術の応用によるDTxプラットフォーム事業の拡大などに注目したいと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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