セグメント利益において、住宅機器関連事業が当初計画並みに推移したものの、環境機器関連事業が未達成となったことで、当初計画を下回り、前年同期比でも減益となった。
環境機器関連事業の売上高は前年同期比3.6%減の83.75億円、セグメント利益(営業利益)は同22.1%減の5.93億円となった。海外売上高について前年同期に中国での大型案件の完成があったが、当期はその反動減となった。また、インドネシアやアルジェリアでの案件について収益計上が3Q以降にずれ込んだことが影響した。国内売上高は前年同期並みに推移したものの、電子部品関連の産業排水処理案件が3Q以降へずれた。メンテナンス事業及び上水事業エスコ収入については前年同期と比べ好調に推移。
住宅機器関連事業の売上高は同8.9%増の81.09億円、セグメント利益(営業利益)は同14.7%増の3.08億円となり、当初計画並みに推移した。住機部門工事は店舗建設工事が今期売上計上に至り大幅に増加。利益面は、2Qでの改善もあり前年同期以上の利益を確保した。
再生可能エネルギー関連事業の売上高は同10.2%増の0.93億円、セグメント損失(営業損失)は0.72億円(前年同期は0.28億円の損失)となった。その他の事業の売上高は同103.0%増の8.51億円、セグメント利益(営業利益)は同674.7%増の0.90億円となり、当初計画に対して大幅達成した。
2018年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比6.1%増の356.00億円、営業利益が同18.0%増の13.50億円、経常利益が同11.7%増の15.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.4%増の10.00億円とする期初計画を据え置いている。
<SF>
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