―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の11月1日から2日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 アルメディオ <7859>
23年3月期の連結経常損益を従来予想の9700万円の赤字→4億円の黒字(前期は9700万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上し、4.1倍増益見通しとなった。
★No.2 リリカラ <9827>
22年12月期の連結経常利益を従来予想の13.1億円→16.3億円(前期は4.8億円)に24.4%上方修正し、増益率が2.7倍→3.4倍に拡大し、34期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 Jワランティ <7386>
22年9月期の経常利益(非連結)は前の期比11.6%増の5.5億円になり、23年9月期も前期比19.8%増の6.5億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7859> アルメディオ 東S +32.93 11/ 2 上期 黒転
<9827> リリカラ 東S +24.95 11/ 2 3Q 黒転
<7386> Jワランティ 東G +9.56 11/ 2 本決算 19.82
<1723> 日本電技 東S +8.68 11/ 2 上期 -31.08
<5697> サンユウ 東S +4.84 11/ 2 上期 11.28
<4224> ロンシール 東S +3.43 11/ 2 上期 -39.84
<5287> イトヨーギョ 東S +2.37 11/ 2 上期 黒転
<5446> 北越メ 東S +1.57 11/ 2 上期 黒転
<2599> ジャパンF 東S +0.57 11/ 2 上期 17.29
<2816> ダイショー 東S +0.51 11/ 2 上期 -49.56
<6557> AIAI 東G +0.33 11/ 2 上期 -
<6307> サンセイ 東S +0.31 11/ 2 上期 赤転
<3943> 大石産 東S +0.11 11/ 2 上期 13.79
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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