自動車部品事業の売上高は前年同期比36.3%増の43.72億円、セグメント利益は3.00億円(前年同期は2.00億円の損失)となった。国内自動車部門は、新型コロナウイルス感染症の多大な影響から回復しつつあり、未だ影響は残るものの、国内・海外向けSUV車を中心に売上高は大幅に増加した。また、海外自動車部門も、同様に新型コロナウイルスの影響は残る状況ではあるが、タイのECHO AUTOPARTS(THAILAND) CO.,LTD.も前年同四半期と比べ回復基調となり売上高は増加した。
住宅設備・冷機部品事業の売上高は前年同期比10.4%増の26.15億円、セグメント利益は同105.3%増の3.34億円となった。国内住宅設備部門は、緩やかな市場回復が見られ、住宅リフォーム需要が増加に転じたことや、引き続きのDIY等の巣篭り需要も継続し、売上高は増加した。また、海外冷機部品部門は、タイのTHAI KODAMA CO.,LTD.でも新型コロナウイルス感染症の影響はあったが、冷機部品が順調に推移し現地通貨ベースでは微増となった。しかし、為替の影響により円ベースでの売上高は微減となった。ベトナムのTHAI KODAMA (VIETNAM)CO.,LTD.は引き続き業務冷蔵庫用部品が好調に推移し、売上高は増加した。
アドバンスドマーケット事業の売上高は前年同期比27.9%増の5.31億円、セグメント利益は同48.1%増の0.58億円となった。ゲームソフトパッケージの事業で、昨年ほどの需要の増加はなかったものの、新規に参入したIT機器事業や植物工場向け事業の売上が寄与したことにより増収・増益となった。
2022年3月期通期については、売上高が前期比10.3%増の151.80億円、営業利益が同86.7%増の9.50億円、経常利益が同147.2%増の8.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同80.0%増の6.30億円とする、8月12日に公表した連結業績予想を据え置いている。
<ST>
この銘柄の最新ニュース
児玉化のニュース一覧- 出来高変化率ランキング(14時台)~ヘリオス、INFORICHなどがランクイン 2025/01/16
- 東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、JHDがS高 2025/01/16
- 出来高変化率ランキング(10時台)~ジャムコ、ELEMENTSなどがランクイン 2025/01/16
- 週間ランキング【値下がり率】 (12月27日) 2024/12/28
- 東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、GMO-APがS高 2024/12/25
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
児玉化学工業の取引履歴を振り返りませんか?
児玉化学工業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。