■UFHD <4235> 2,249円 (+167円、+8.0%)
ウルトラファブリックス・ホールディングス <4235> [東証S]が3日続急伸。同社は5月15日大引け後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表、23年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終利益は前年同期比4.2倍の6.8億円に急拡大し、1-6月期(上期)計画の10億円に対する進捗率は68.5%に達し、5年平均の46.5%も上回ったことで好感されたようだ。
■旭有機材 <4216> 3,480円 (+245円、+7.6%)
旭有機材 <4216> [東証P]が続急伸。同社は5月15日大引け後に決算を発表、23年3月期の連結経常利益は前の期比73.1%増の121億円に拡大し、24年3月期は前期比0.5%増の122億円とほぼ横ばいを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。これで3期連続の増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を60円→70円(前の期は60円)に増額し、今期も前期比10円増の80円に増配する方針とした。
■ツルハHD <3391> 9,710円 (+680円、+7.5%)
ツルハホールディングス <3391> [東証P]が急反発。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが同社株の保有割合を従来の5.29%から12.84%に引き上げたことが材料視された。15日に提出された大量保有の変更報告書で判明した。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」としており、「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としている。
■アルフレッサ <2784> 2,200円 (+136円、+6.6%)
アルフレッサ ホールディングス <2784> [東証P]が3日続急伸。15日の取引終了後に上限を2100万株(発行済み株数の10.37%)、または350億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。取得期間は23年5月16日から24年3月22日までで、資本効率向上や株主還元の充実を図ることが目的という。また、同時に発表した24年3月期連結業績予想で、売上高2兆7440億円(前期比1.8%増)、営業利益320億円(同6.1%増)と増収営業増益を見込み、年間配当予想で前期比12円増の69円を予定していることも好材料視された。23年4月に薬価の中間年改定が実施されたものの、徹底した流通改善や、更なるグループガバナンスの強化により増益を確保する見通しだ。なお、23年3月期決算は、売上高2兆6960億円(前の期比4.3%増)、営業利益301億4800万円(同3.6%増)だった。
■朝日インテク <7747> 2,742円 (+168円、+6.5%)
朝日インテック <7747> [東証P]が3日続急伸。同社は5月15日大引け後に決算を発表、23年6月期第3四半期累計(22年7月-23年3月)の連結経常利益は前年同期比24.5%増の159億円に伸び、通期計画の174億円に対する進捗率は91.6%に達し、5年平均の86.8%も上回ったことで好感されたようだ。
■ミラースHD <8897> 411円 (+25円、+6.5%)
MIRARTHホールディングス <8897> [東証P]が急反発。同社は5月15日大引け後に決算を発表、23年3月期の連結経常利益は前の期比50.9%減の50.3億円に落ち込んだが、24年3月期は前期比2.5倍の127億円に急拡大を見込み、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。
■PAコンサル <4071> 3,035円 (+169円、+5.9%)
プラスアルファ・コンサルティング <4071> [東証G]が続急伸。同社は5月15日大引け後に決算を発表、23年9月期第2四半期累計(22年10月-23年3月)の連結経常利益が前年同期非連結比32.3%増の17.1億円に拡大したことで好感されたようだ。通期計画の33.5億円に対する進捗率は51.1%となり、前年同期の48.4%とほぼ同水準だった。
■日東工 <6651> 2,961円 (+152円、+5.4%)
日東工業 <6651> [東証P]が続急伸。同社は5月15日大引け後に決算を発表、23年3月期の連結経常利益は前の期比3.8%減の90.5億円になったが、24年3月期は前期比11.5%増の101億円に拡大する見通しとなったことで好感されたようだ。同時に、前期の年間配当を140円→145円(前の期は50円)に増額し、今期も前期比43円増の188円に増配する方針とした。
■エムアップ <3661> 1,290円 (+66円、+5.4%)
エムアップホールディングス <3661> [東証P]が急反発。同社は5月15日大引け後に決算を発表、23年3月期の連結経常利益は前の期比20.4%増の20.6億円になり、24年3月期も前期比20.9%増の25億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。これで6期連続の増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を7円→10円(前の期は7円)に増額し、今期も前期比2円増の12円に増配する方針とした。
■T&D <8795> 1,884円 (+91円、+5.1%)
T&Dホールディングス <8795> [東証P]が続急伸。同社は5月15日大引け後に決算を発表、23年3月期の連結最終損益は1321億円の赤字(前の期は141億円の黒字)に転落したが、24年3月期は870億円の黒字に急浮上する見通しとなったことで好感されたようだ。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の7.31%にあたる4000万株(金額で400億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は5月16日から24年5月15日までとなる。
■寿スピリッツ <2222> 10,640円 (+510円、+5.0%)
寿スピリッツ <2222> [東証P]が急反発。同社は5月15日大引け後に決算を発表、23年3月期の連結経常利益は前の期比3.5倍の102億円に急拡大し、24年3月期も前期比13.8%増の117億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。これで3期連続の増収になる。
■キッツ <6498> 990円 (+44円、+4.7%)
キッツ <6498> [東証P]が大幅高で3日続伸、年初来高値を更新。15日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を1670億円から1690億円(前期比5.7%増)へ、営業利益を119億円から129億円(同16.7%増)へ、純利益を86億円から97億円(同13.5%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間16円・期末17円の年33円から中間18円・期末19円の年37円へ引き上げたことが好感された。主力のバルブ事業において、足もとの為替相場が想定レートより円安で推移していることにくわえて、第1四半期に海外市場で利益率の高い製品の販売が好調だったことが要因という。また、販管費の見直しを実施したことも寄与する。同時に発表した第1四半期(1-3月)決算は、売上高392億4100万円(前年同期比6.8%増)、営業利益34億9600万円(同28.5%増)、純利益33億7600万円(同80.9%増)だった。バルブ事業で前年実施した価格改定効果や半導体製造設備向けの増収があったほか、米州向けが増収となったことなどが寄与した。
■東エレク <8035> 16,860円 (+685円、+4.2%)
東京エレクトロン <8035> [東証P]が大幅反発。そのほか、レーザーテック <6920> [東証P]も大幅反発に転じたほか、アドバンテスト <6857> [東証P]が4日続伸、ディスコ <6146> [東証P]は10連騰と上値追いが加速した。前日15日の米国株市場ではマイクロンテクノロジー
■三菱UFJ <8306> 909.5円 (+24.6円、+2.8%)
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> [東証P]が続伸。マドを開けて上昇して900円台に乗せた。取引時間中としては3月13日以来、およそ2ヵ月ぶりの高値水準で推移している。5月15日の取引終了後、23年3月期の連結決算の発表にあわせ、24年3月期の純利益を前期比16.4%増の1兆3000億円とする目標を示した。更に、今期の年間配当は同9円増配の41円を予想しており、これらを好感した買いが集まったようだ。今期の純利益目標は、実現すれば2期ぶりに過去最高益を更新することとなる。顧客部門の営業純益は引き続き増加を想定。前期にあった米地銀MUFGユニオンバンクの売却に伴う一過性費用のはく落も寄与する。
■東電HD <9501> 522円 (+12円、+2.4%)
東京電力ホールディングス <9501> [東証P]が3日続伸、上げ幅を拡大した。政府が16日、電力大手7社が申請していた6月からの電気料金の値上げを了承したと国内メディアが相次いで報じた。電力株に対しては、業績へのポジティブな影響を期待した買いが集まったようだ。沖縄電力 <9511> [東証P]や東北電力 <9506> [東証P]、北陸電力 <9505> [東証P]が高く、北海道電力 <9509> [東証P]や中国電力 <9504> [東証P]、四国電力 <9507> [東証P]も堅調な値動きとなった。東証の業種別指数で電気・ガス業は上昇率トップとなった。
※16日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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