スガイ、前期経常を12％上方修正

　スガイ化学工業 <4120> [東証Ｓ] が5月8日大引け後(18:15)に業績修正を発表。24年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.6億円→7.4億円(前の期は7.4億円)に12.1％上方修正し、減益率が11.9％減→1.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の2.3億円→3.1億円(前年同期は4.5億円)に34.0％増額し、減益率が48.7％減→31.2％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は、主力の医薬中間物および農薬中間物の販売が順調に推移したことで、2024年２月６日に公表した前回予想から微増となる見込みです。利益面では、棚卸資産の評価減等はありましたが、製造原価率の改善や経費の削減に努めた結果、営業利益および経常利益とも前回予想を上回る見込みとなりました。また、当期純利益につきましては、法人税等調整額（益）の計上により上振れ幅が大きくなりました。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。