「リチウムイオン電池」が4位にランク、EVの基幹部品として注目度アップ<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「リチウムイオン電池」が4位となっている。
地球温暖化が世界的な問題として認識されるなか、自動車からの二酸化炭素(CO2)排出を削減するための規制強化が進んでいる。中国政府は2035年をメドに新車販売に占める新エネルギー車の比率を50%まで高める方向で検討しているほか、英国はこのほどガソリン車とディーゼル車の販売禁止時期を35年から30年に前倒しすると発表。自動車業界に「脱ガソリン」を求める動きは米国やカナダなどでも相次いでおり、自動車メーカーの電気自動車(EV)シフトが一段と加速しそうだ。
EVの心臓部にあたるリチウムイオン電池は、航続距離や安全性を左右する基幹部品であり、株式市場ではEV需要の拡大を見込んで同電池への注目度がアップ。足もとではジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>や古河電池<6937.T>などへの関心が高まっている。
このほかの関連銘柄としては、リチウムイオン電池向け正極材を提供している田中化学研究所<4080.T>や戸田工業<4100.T>、リチウムイオン電池向けセパレーター(絶縁体)を手掛けるニッポン高度紙工業<3891.T>やダブル・スコープ<6619.T>など。直近では東レ<3402.T>がリチウムイオン二次電池(LiB)用無孔セパレーターの創出に成功したことを明らかにしている。
出所:MINKABU PRESS
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