<動意株・4日>(前引け)=中発条、稀元素、東京ソワール
第一稀元素化学工業<4082.T>=大幅高で上場来高値更新。電材向けジルコニウム化合剤の大手で自動車排ガス触媒も製造するほか、燃料電池材料や電気自動車(EV)向け2次電池材料も手掛けていることで脱炭素関連の有力株として注目度が高い。業績面では22年3月期にトップラインが前期比24%増の高い伸びを見込んでおり、増収効果を背景に営業利益は前期実績に対し約1.5倍の30億円を計画している。信用買い残も軽く、株式需給面でも買いやすさがある。
東京ソワール<8040.T>=株高加速で一時ストップ高。同社は婦人フォーマルウェアの最大手で百貨店や量販店向けに展開する。コロナ禍で業績は低迷しているものの、株価は需給思惑を背景に5月下旬から急速人気化、前日まで11連騰と異彩を放ち、この間に2.5倍化した。きょうは更に上値追いが加速し、カイ気配のまま水準を切り上げている。フリージア・マクロス<6343.T>が3日付で財務省に提出した大量保有報告書と変更報告書によると、フリージアが保有する同社株の保有比率は7.75%となり、新たに5%を超えたことが判明、これが需給相場に拍車をかけている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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