<注目銘柄>=トクヤマ、機関投資家の組み入れ加速で意外高も
化学品やセメントを手掛けるが、同社の収益を支えるのは半導体向けなどに需要が拡大している多結晶シリコンであり、世界屈指のシェアを誇る。マレーシアのシリコン生産プラントの大型投資の失敗で業績に大きな打撃を被ったものの、17年3月期は営業利益段階で前期比43%増の330億円、最終損益は210億円(前期実績は1005億円の赤字)と回復色が鮮明となり、構造改革を経た18年3月期以降は損益の改善がさらに加速する見通しだ。
トクヤママレーシアの譲渡で赤字事業が連結から外れ、半導体用シリコンの数量増効果に加え、化成品の好調やセメントの採算改善効果も寄与する。10年前の2007年2月には2300円の高値をつけた実績もあり、機関投資家の組み入れ(実需買い)加速で意外高につながっていく可能性もある。(市)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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