テイカ、今期経常を一転43％減益に下方修正

　テイカ <4027> [東証Ｐ] が11月1日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の50億円→27億円(前期は47.1億円)に46.0％下方修正し、一転して42.8％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の20億円→16億円(前年同期は30.9億円)に20.0％下方修正し、減益率が35.3％減→48.2％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期第２四半期累計期間の連結業績予想につきましては、中国経済の先行き懸念等による海外需要の低迷や、原燃料価格の高止まりによるコスト上昇に加えて、導電性高分子薬剤においてはパソコン、スマホ等のＩＣＴ機器の需要低迷により販売が低調に推移していること等を踏まえて見直した結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益がそれぞれ前回公表予想値を下回る見通しとなりましたので、業績予想を修正いたします。　なお、通期の連結業績予想につきましても、引き続き原燃料価格の高止まりや海外需要の低迷に加えて、地政学リスクの高まりに伴うサプライチェーンに対する影響への懸念および第２四半期累計期間の連結業績予想を踏まえ、業績予想を修正いたします。（注）本資料に記載されている業績見通し等将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。