<動意株・30日>(大引け)=アライドアーキ、北越工、ラサ工など
北越工業<6364.T>=大幅高で4連騰。エンジンコンプレッサーで高いシェアを持つほか、移動式発電機なども手掛けており、政策恩恵を受けた首都圏を中心とする旺盛な建設需要が売り上げを押し上げる。15年3月期第1四半期の連結決算は売上高が前年同期比18.6%増の79億8300万円、最終利益は同50.6%増の5億7000万円と急増した。15年3月期通期は最終利益18億7000万円と過去ピーク利益を連続更新する見通し。
ラサ工業<4022.T>=堅調。国土交通省は4月に提出されていたリニア中央新幹線の環境アセスメントに関して承認、今秋にも着工のメドが立っている。そのなか同社は機械部門で掘削機を手掛け、リニア関連工事の8割を占めるといわれるトンネル工事で商機をとらえる可能性が高い。きょうは一時8%高超の160円まで買われる場面があった。
丸藤シートパイル<8046.T>=大幅高。同社は東日本を地盤に建設仮設材の販売を手掛けるほか、鋼鉄製の矢板で土木工事の仕切り材であるシートパイルの大手。2027年に開業が予定されるリニア中央新幹線は、今秋の着工が有力視されているが、総工事費9兆円と試算されるなかで、トンネル関連工事に充てられるウエイトが大半を占めている。その際、同社の手掛ける商品の需要増が見込まれ、大深度工事対応の新たな工法開発で共同特許を取得していることも思惑を呼んでいる。
モブキャスト<3664.T>=大幅続伸。同社は29日に、「セガラリー」や「ルミネス」などを手掛けた水口哲也氏がプロデュースする新作パズルゲームを今冬にリリースすると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。現時点でのタイトルは未定だが、グローバル配信を視野に海外のディストリビューターとライセンス交渉を行っており、順次展開国を拡大していく計画としている。
FDK<6955.T>=動意含み。同社は富士通系で電池やモジュールなどの電子デバイスを生産、その技術力に定評がある。最近も、超小型のパワーインダクターや絶縁型モジュールなど矢継ぎ早に新商品の開発を開示しており、その都度株価も刺激されていたが、今回、クレジットカードなどの小型カードに組み込み可能な超薄型2次電池を開発したことが報じられ、短期値幅取りを狙った投機資金の買いを呼び込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
この銘柄の最新ニュース
ラサ工のニュース一覧- <12月30日の25日・75日移動平均線デッドクロス銘柄> 2024/12/31
- 自己株式の取得状況および取得終了に関するお知らせ 2024/12/19
- 出来高変化率ランキング(14時台)~ネクスG、丸一鋼管などがランクイン 2024/12/09
- 出来高変化率ランキング(10時台)~フィスコ、大成温などがランクイン 2024/12/09
- 出来高変化率ランキング(9時台)~yutori、エネチェンジなどがランクイン 2024/12/09
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
ラサ工業の取引履歴を振り返りませんか?
ラサ工業の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。