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2023/01/17 - ナレッジS(3999) の関連ニュース。■業績動向1. 2022年9月期の業績動向ナレッジスイート<3999>の2022年9月期の連結業績は、売上収益で前期比28.2%増の3,234百万円と過去最高を2期連続で更新し、営業利益で122百万円(前期は118百万円の損失)、税引前利益で108百万円(同128百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益で117百万円(同118百万円の損失)と3期ぶりに黒字転換した。会社計画に対しても、コロナ禍が続いた影響でDX事業の売上収益が若干下回ったものの、SESビジネスを中心としたBPO事業の好調でカバーし、全体の売上収益は計画を2.5%上回って着

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ナレッジスイート Research Memo(5):2022年9月期はM&A効果もあり過去最高売上を更新

配信元:フィスコ
投稿:2023/01/17 14:35
■業績動向

1. 2022年9月期の業績動向
ナレッジスイート<3999>の2022年9月期の連結業績は、売上収益で前期比28.2%増の3,234百万円と過去最高を2期連続で更新し、営業利益で122百万円(前期は118百万円の損失)、税引前利益で108百万円(同128百万円の損失)、親会社の所有者に帰属する当期利益で117百万円(同118百万円の損失)と3期ぶりに黒字転換した。会社計画に対しても、コロナ禍が続いた影響でDX事業の売上収益が若干下回ったものの、SESビジネスを中心としたBPO事業の好調でカバーし、全体の売上収益は計画を2.5%上回って着地した。また、営業利益についても122百万円と計画の範囲内となったが、前期に子会社化した2社に係る追加費用20百万円の計上※を除けば計画を若干上回る結果となった。

※2021年9月期に子会社化したDXクラウド、ネットビジネスサポートに関する顧客関連資産が確定した結果、無形資産の償却費を追加で20百万円計上することとなった。


営業利益の増減要因を見ると、売上収益の増加712百万円に対して、開発費・外注費の増加が317百万円、人件費の増加が200百万円の減益要因となったものの、広告宣伝費の減少で32百万円、その他費用の減少で14百万円となり、合計で前期比241百万円の増益となった。開発費・外注費の増加は、主にSES案件の増加に伴う外注費増によるもので、そのほか新規プロダクトの開発費用も増加した。人件費の増加は新卒社員(約40名)の増加や、2021年9月期下期に子会社化したDXクラウド及びネットビジネスサポートの人件費が通年で計上されたことなどによる。期末従業員数は前期末比で27名増の241名であった。

なお、子会社化した2社の連結業績への影響額は、2021年9月期が売上収益で118百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益で24百万円、2022年9月期が売上収益で約4億円、親会社の所有者に帰属する当期利益で約0.3億円だったと見られる。

(1) DX事業
DX事業の売上収益は前期比48.9%増の1,461百万円、セグメント利益は同383.6%増の246百万円となった。2021年9月期下期から2社をグループ化したことが約3億円の増収要因となったが、既存事業ベースでも主力の「Knowledge Suite」の成長により20%程度の増収になったと見られる。セグメント利益も、「Knowledge Suite」の増収効果によりコスト負担増を吸収し大幅増益となった。売上収益の内訳を見ると、SaaSが同43.7%増の1,207百万円、カスタマーサクセスが同80.0%増の253百万円となった。カスタマーサクセスの増収は子会社2社が加わったことによる影響が大きく、クロスセル提案を進めるなかで、カスタマーサクセスの受注も増加した。なお、償却前利益では同110.1%増の383百万円となり、償却前利益率も前期の21.7%から31.7%と大きく上昇した。

KPIの推移を見ると、「Knowledge Suite」のARRは第4四半期末で前年同期比27.0%増の903百万円と順調に積み上がっている。契約社数については同11.9%増の2,600社と増加したものの、増加ペースはやや鈍化した。新規顧客の月次経常収益となるNewMRRの動向を見ても2021年後半以降は2百万円台前半の水準が続き、伸び悩んでいることがうかがえる。リード獲得件数はオフライン展示会への参加やセミナー(オンライン含む)を積極的に開催したことで、前期比33.6%増の4.2万件と増加したものの、コロナ禍でオンライン商談が全体の9割を占め、成約に至るまでの期間が引き続き長期化していることが伸び悩みにつながったと同社では見ている。「Knowledge Suite」は様々な機能を統合したSaaS製品であるため、オンライン商談ではそのメリットが相手に伝わりにくい。このため、対面での商談案件が回復してくれば契約社数の増加ペースも再び加速するものと見ている。

一方で、ARPAは同14.5%増の347千円と第1四半期末の前年同期比9.0%増から伸びが加速した格好となっている。これはグループ会社のSaaSと連携した営業・カスタマーサクセス活動などを推進した結果、クロスセルが進んだことが大きい。また、解約率については1%前後と、前年同期とほぼ同水準で推移した。

(2) BPO事業
BPO事業の売上収益は前期比15.0%増の1,773百万円、セグメント利益は同2.9%増の220百万円となった。売上収益についてはコロナ禍で見送られていた派遣先プロジェクトが再開し、高いIT人材需要を背景に積極的な営業活動を進めた結果、SESの売上収益が同17.7%増と好調に推移した。利益面では、外注費が増加したこともあり若干の増益にとどまった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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配信元: フィスコ

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