すららネット、今期経常を31％上方修正

　すららネット <3998> [東証Ｍ] が8月23日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億6000万円→4億7200万円(前期は5億4800万円)に31.1％上方修正し、減益率が34.3％減→13.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の7000万円→1億8200万円(前年同期は3億5500万円)に2.6倍増額し、減益率が80.3％減→48.7％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　２．修正の理由　2021年８月20日付、令和２年度３次補正 先端的教育用ソフトウェア導入実証事業費補助金(以下、EdTech導入補助金)の交付決定に伴い、EdTech導入補助金のうち、ソフトウェア・サービス利用費（交付決定日～2021年12月31日利用分）、ソフトウェア・サービス導入関連サポート費（交付決定日～2021年12月27日）を売上高として当期計上いたします。　また、一部コンテンツ開発リリース延期に伴い、売上原価が減少したことと、新型コロナウィルス感染症拡大の影響が、通常の営業活動に戻るという前提で計画を作成しておりましたが、引き続き予断を許さない状況が継続しており、出張旅費等販売費および一般管理費が減少いたしました。　以上により、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回発表予想を上回る見込みとなりました。※上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は今後様々な要因により、当該予想と異なる可能性があります。