オロ<3983>の2018年12月期通期の連結業績は、売上高が前期比16.7%増の4,564百万円、営業利益が同6.9%増の918百万円、経常利益が同9.0%増の915百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.9%増の631百万円と4期連続の増収増益を予想する。
売上高に関しては、上場効果により引き合いの質や量は確実に向上しており好調の原動力となっている。今期東証一部に昇格することで、さらに認知度及び信頼性の向上が期待される。ビジネスソリューション事業では2,121百万円(前期比12.2%増)を予想。働き方改革が進むなかで、間接業務の削減に寄与する主力の「ZAC Enterprise」にも追い風が吹く。コミュニケーションデザイン事業では、2,443百万円(前期比20.9%増)を予想。高い成長を見込んでいるが、前期第4四半期の自動車会社向けの大型案件受注の継続部分も織り込んだものであり、予想の精度は高いと考えられる。
利益に関しては、各利益ともに1ケタ台の増益を予想する。成長のための事業投資を継続する方針であり、人件費を主体とする費用が増加する見込みだ。また、コミュニケーションデザイン事業においては広告運用業務も増える見込みであり、広告の仕入れ(グーグル
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
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