Ｔ・ＳＣＡＴは５日ぶり大幅反落、２２年１０月期は連続増収増益見通しも材料出つくし

　ティビィシィ・スキヤツト<3974.T>は５日ぶりに大幅反落。同社は９日取引終了後、２２年１０月期連結業績予想について、売上高２５億４６００万円（前期比２．５％増）、営業利益１億９８００万円（同１０．０％増）、純利益１億２９００万円（同６．９％増）、年間配当は７円（前期は７円）と開示した。前期に続く増収増益の見通しであるが、前日に決算への思惑で出来高を伴って買い進まれていたことから、材料出つくしの売りが優勢となっているようだ。

　あわせて発表した２１年１０月期連結営業利益は１億８０００万円（前の期比３９．８％増）だった。コロナ禍が長期化する中、ニューノーマルを継続したデジタル化の推進や業務効率化及び固定費圧縮に努めたとし、新しいコンテンツ導入と課金型サービスの拡充により増益を確保したとしている。

出所：MINKABU PRESS