オンラインメディア事業の売上高は前年同期比1.6%減の33.65億円、セグメント利益は同5.9%減の12.31億円となった。主力の「ITトレンド」においては、当年度の来訪者数(延べ人数)は前年同期比2.1%増の20,477,131人となったものの、掲載製品数が同1.4%減の3,750製品にとどまった。一方で、前年同期と比較して「ITトレンド」は堅調に拡大しているものの、大手ITベンダーの広告出稿の鈍化の影響を受け動画系メディアが未達となったこと、「ITトレンドEXPO」の受注数が未達となったことから、減収減益となった。
ITソリューション事業の売上高は同11.0%減の4.25億円、セグメント利益は同12.1%減の1.34億円となった。主力製品の「List Finder」においては、当年度末のアカウント数は同8.6%減の436件にとどまった結果、減収減益となった。
金融プラットフォーム事業の売上高は同51.9%増の10.21億円、セグメント利益は0.10億円(前年同期は1.47億円の損失)となった。デジタルマーケティングを活用した営業方法に切り替えたことが奏功し、増収となり利益面では黒字化となった。
VCファンド事業は、INNOVATION HAYATE V Capital投資事業有限責任組合に関わるもので、当年度においては未上場の営業投資有価証券の取得はあったが売却は行っていないため、セグメント損失は1.37億円(同1.09億円の損失)となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比23.5%増の59.44億円、営業利益が同27.7%増の5.10億円、経常利益が同25.9%増の5.08億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.7%増の3.00億円を見込んでいる。
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