決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … 中外薬、Ｇｕｎｏｓｙ、サインポスト (7月15日～21日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から22日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ベクトル <6058>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比28.7％増の14.8億円に伸び、3-8月期(上期)計画の20.2億円に対する進捗率は73.6％に達し、5年平均の41.4％も上回った。

★No.5　日本国土開発 <1887>
　22年5月期の連結経常利益は前の期比20.7％減の83.9億円になったが、23年5月期は前期比8.4％増の91億円に伸びる見通しとなった。

★No.6　テラスカイ <3915>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比17.1％増の1億4400万円に伸び、通期計画の500万円に対する進捗率が2880.0％とすでに上回り、さらに5年平均の25.7％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4434> サーバワクス 　東Ｐ 　 +29.63 　　7/15　　　1Q　　　-17.26
<6058> ベクトル 　　　東Ｐ 　 +19.90 　　7/15　　　1Q　　　 28.74
<6047> Ｇｕｎｏｓｙ 　東Ｐ 　 +16.71 　　7/15　本決算　　　　赤転
<2930> 北の達人 　　　東Ｐ 　 +16.59 　　7/15　　　1Q　　　 -5.64
<1887> 日本国土開発 　東Ｐ 　 +15.73 　　7/15　本決算　　　　8.36

<3915> テラスカイ 　　東Ｐ　　 +9.11 　　7/15　　　1Q　　　 17.07
<8155> 三益半導 　　　東Ｐ　　 +5.93 　　7/15　本決算　　　　　－
<4684> オービック 　　東Ｐ　　 +4.87 　　7/21　　　1Q　　　 29.57
<5933> アルインコ 　　東Ｐ　　 +4.56 　　7/20　　　1Q　　　 52.08
<3087> ドトル日レス 　東Ｐ　　 +3.72 　　7/15　　　1Q　　　　黒転

<3091> ブロンコＢ 　　東Ｐ　　 +3.52 　　7/19　　上期　　　　0.17
<2168> パソナＧ 　　　東Ｐ　　 +3.41 　　7/15　本決算　　　　0.02
<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東Ｐ　　 +1.90 　　7/15　　上期　　　　5.26
<3548> バロック 　　　東Ｐ　　 +1.47 　　7/15　　　1Q　　　 -5.85
<3073> ＤＤＨＤ 　　　東Ｐ　　 +1.27 　　7/15　　　1Q　　　　黒転

<7035> アンファク 　　東Ｐ　　 +0.75 　　7/15　　　3Q　　　　赤縮
<6146> ディスコ 　　　東Ｐ　　 +0.63 　　7/21　　　1Q　　　 54.33
<3501> 住江織 　　　　東Ｐ　　 +0.48 　　7/15　本決算　　　 89.47
<4519> 中外薬 　　　　東Ｐ　　 +0.46 　　7/21　　上期　　　 77.93
<3996> サインポスト 　東Ｐ　　 +0.45 　　7/15　　　1Q　　　　赤縮

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした22日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース