決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ベイカレント、サインポスト、Ｇｕｎｏｓｙ (7月15日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月14日から15日の決算発表を経て19日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　サーバワクス <4434>
　23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期非連結比17.3％減の1.3億円に減ったが、通期計画の4.5億円に対する進捗率は30.7％に達し、3年平均の22.0％も上回った。

▲No.3　ＲＰＡ <6572>
　23年2月期の連結経常利益を従来予想の4億2000万円→3億3000万円(前期は2億7600万円)に21.4％下方修正し、増益率が52.2％増→19.6％増に縮小する見通しとなった。

▲No.6　アンファク <7035>
　22年8月期の連結経常損益を従来予想の4700万円の赤字→1億7800万円の赤字(前期は2億3900万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3996> サインポスト 　東Ｐ　　 -8.46 　　7/15　　　1Q　　　　赤縮
<4434> サーバワクス 　東Ｐ　　 -7.60 　　7/15　　　1Q　　　-17.26
<6572> ＲＰＡ 　　　　東Ｐ　　 -7.29 　　7/15　　　1Q　　　　赤転
<2884> ヨシムラＨＤ 　東Ｐ　　 -5.86 　　7/15　　　1Q　　　　6.63
<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東Ｐ　　 -5.85 　　7/15　　上期　　　　5.26

<7035> アンファク 　　東Ｐ　　 -3.49 　　7/15　　　3Q　　　　赤縮
<8155> 三益半導 　　　東Ｐ　　 -3.41 　　7/15　本決算　　　　　－
<6047> Ｇｕｎｏｓｙ 　東Ｐ　　 -1.69 　　7/15　本決算　　　　赤転
<3073> ＤＤＨＤ 　　　東Ｐ　　 -1.63 　　7/15　　　1Q　　　　黒転
<2168> パソナＧ 　　　東Ｐ　　 -0.88 　　7/15　本決算　　　　0.02

<6532> ベイカレント 　東Ｐ　　 -0.81 　　7/15　　　1Q　　　 30.82
<3548> バロック 　　　東Ｐ　　 -0.61 　　7/15　　　1Q　　　 -5.85
<3915> テラスカイ 　　東Ｐ　　 -0.44 　　7/15　　　1Q　　　 17.07
<3501> 住江織 　　　　東Ｐ　　 -0.30 　　7/15　本決算　　　 89.47

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした19日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース