決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 東京製鉄、モバファク、ベクター (10月21日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月20日から21日の決算発表を経て24日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.4　岩井コスモ <8707>
　23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.8％減の25.4億円に減った。

▲No.5　アジュバン <4929>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の2億5900万円→2億3100万円(前期は4億0100万円)に10.8％下方修正し、減益率が35.4％減→42.4％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<5423> 東京製鉄 　　　東Ｐ　　 -5.77 　 10/21　　上期　　　 83.83
<3912> モバファク 　　東Ｐ　　 -5.13 　 10/21　　　3Q　　　 -1.24
<2656> ベクター 　　　東Ｓ　　 -3.56 　 10/21　　上期　　　　赤縮
<8707> 岩井コスモ 　　東Ｐ　　 -2.00 　 10/21　　上期　　　 -8.78
<4929> アジュバン 　　東Ｐ　　 -1.93 　 10/21　　上期　　　-76.19

<7422> 東邦レマック 　東Ｓ　　 -1.62 　 10/21　　　3Q　　　　赤縮
<2268> サーティワン 　東Ｓ　　 -0.37 　 10/21　　　3Q　　　 46.86

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした24日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース