決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … 川本産業、ミズホメディ、クルーバー (5月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の5月6日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　日パレット <4690>
　22年3月期の経常利益(非連結)は前の期比12.6％減の6.4億円になったが、23年3月期は前期比23.6％増の8億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　ＧＭＯ－Ｒ <3695>
　22年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比61.5％増の2.3億円に拡大し、通期計画の4.1億円に対する進捗率は56.3％に達し、5年平均の28.6％も上回った。

★No.3　ミズホメディ <4595>
　22年12月期の連結経常利益を従来予想の45.2億円→65億円(前期は67億円)に43.8％上方修正し、減益率が32.5％減→2.9％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4690> 日パレット 　　東Ｓ 　 +20.81 　　5/ 9　本決算　　　 23.65
<3695> ＧＭＯ－Ｒ 　　東Ｇ 　 +13.95 　　5/ 9　　　1Q　　　 61.54
<4595> ミズホメディ 　東Ｓ 　 +10.68 　　5/ 9　　　1Q　　　212.27
<7134> クルーバー 　　東Ｓ　　 +9.69 　　5/ 9　本決算　　　 16.31
<4746> 東計電算 　　　東Ｓ　　 +4.39 　　5/ 9　　　1Q　　　 45.02

<2812> 焼津水化 　　　東Ｓ　　 +3.75 　　5/ 9　本決算　　　 11.96
<3604> 川本産業 　　　東Ｓ　　 +3.04 　　5/ 9　本決算　　　　5.14
<8038> 東都水 　　　　東Ｓ　　 +2.53 　　5/ 9　本決算　　　-20.83
<3910> ＭＫシステム 　東Ｓ　　 +1.70 　　5/ 9　本決算　　　118.60
<6180> ＧＭＯメディ 　東Ｇ　　 +0.64 　　5/ 9　　　1Q　　　 44.55

<7963> 興研 　　　　　東Ｓ　　 +0.23 　　5/ 9　　　1Q　　　-41.24

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース