阿波製紙、今期最終を赤字拡大に下方修正

　阿波製紙 <3896> が3月15日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結最終損益を従来予想の2億5000万円の赤字→4億8000万円の赤字(前期は3300万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1億2500万円の赤字→3億5500万円の赤字(前年同期は800万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期の連結業績予想につきまして、販売管理費に関係会社に対する貸倒引当金48百万円、固定資産に係る減損損失137百万円および関係会社出資金評価損16百万円を特別損失として計上することにより、親会社株主に帰属する当期純利益が予想を大きく下回る見通しであることから、修正をいたします。なお、前述の固定資産に係る減損損失および関係会社出資金評価損（特別損失）の詳細につきましては、本日（2021年3月15日）別途公表いたしました「固定資産に係る減損損失および関係会社出資金評価損の計上に関するお知らせ」をご参照下さい。※業績予想数値につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。