巴川コーポ、前期経常を23％上方修正

　巴川コーポレーション <3878> [東証Ｓ] が4月26日後場(14:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の13億円→16億円(前の期は21.5億円)に23.1％上方修正し、減益率が39.6％減→25.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億円→6億円(前年同期は7.9億円)に98.7％増額し、減益率が61.5％減→23.5％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期連結業績予想につきましては、第４四半期においてトナー事業の一部に受注環境の改善が見られたほか、半導体・ディスプレイ関連事業における値上げ前の一時的な需要増があったこと、さらに円安によるプラス効果や試作収入の増加などもあり、売上高、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益とも前回予想を上回る見通しとなりました。　以上の状況により、2024年２月13日に公表しました通期連結業績予想値を上記のとおり修正することといたしました。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。