ガイアックスが後場急上昇、ブロックチェーンを活用した本人確認サービスの実証実験を開始

　ガイアックス<3775.NG>が後場急上昇。午前１１時５０分に、日本ブロックチェーン協会設立への参画と、ブロックチェーン技術を生かして複数のシェアリングサービスで共通の本人確認サービスを提供する実証実験を開始したと発表しており、これらを好感した買いが入っている。

　ブロックチェーン技術には、高度な暗号化技術やセキュリティー技術が含まれていることから、これを活用することで、デジタル上の個人ＩＤをオープンなプラットフォーム上に安全に発行するのが狙い。同社はシステム面でサポートを行い、データ本体は加盟サービスが共同で所有・運営するプライベート環境に設置することで、安全かつ分権型のプラットフォームを提供するという。

　これにより、シェアリングサービス提供企業の本人確認認証作業コストを減らすことができ、利用者においては、オフラインで行っていた本人確認手続きをスマートフォンのアプリで簡単にできるメリットが見込まれるとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）