―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から5日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.5 泉州電 <9824>
21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比6.9%減の8.1億円に減ったが、11-4月期(上期)計画の15.8億円に対する進捗率は51.8%に達し、5年平均の47.1%も上回った。
▲No.7 Rフィールド <2910>
21年4月期第3四半期累計(20年5月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比36.3%減の10.9億円に落ち込んだが、通期計画の7.6億円に対する進捗率が142.8%とすでに上回り、さらに5年平均の120.7%も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7590> タカショー 東1 -10.77 3/ 3 本決算 3.30
<3031> ラクーンHD 東1 -5.16 3/ 4 3Q 80.72
<3770> ザッパラス 東1 -4.10 3/ 4 3Q 黒転
<7959> オリバー 東1 -3.33 3/ 1 1Q 216.35
<9824> 泉州電 東1 -2.19 3/ 4 1Q -6.93
<6742> 京三 東1 -2.11 2/26 3Q 赤縮
<2910> Rフィールド 東1 -1.52 3/ 3 3Q -36.26
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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