【売り】セック<3741>6,000円は二番天井?逆張り売りで調整狙う
セック<3741>:独立系ソフトウェア開発会社。GPSを活かした安全管理システムなどのR&Dを手掛ける。
2月中旬、官公庁向けのシステム開発が好調との報道を受けたセック<3741>。年明け早々から調整期間にありましたが、2月に入ってからは再び上昇基調に戻りました。
しかしながら、直近の値動きは少々急すぎるようにも伺えます。1月初めの調整が6,000円付近から始まっていることから、3月7日の高値をブレイクするかどうかが今後の方向性が変わっていくと考えられます。
・3月7日の高値(6,140円)を上回る→今後も続投の可能性が高まる
・それ以外→調整期間に入る可能性
要約すると上述したようなイメージです。
高値圏でのブレイクアウトは以降の続投の可能性を高めますので、買いで攻めるのが統計的にも優位です。
一方、高値圏を推移していることから、ブレイクアウトが発生しなかった場合は調整期間に入ることが期待できます。統計的に見て、今回のような値動きをしている銘柄は売りが有利な状況です。
売りで仕掛け、その後高値をブレイクアウトすればドテン買いするのが機会損失も小さいため面白い手。まずは短期的な調整を狙って逆張り売りから始めます。
高値ブレイクアウトによる続投の線も否めませんので、ロスカットを設定をしておくのが無難でしょう。
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今回利用した戦略「逆張り売りデイトレ戦略」の検証結果
検証期間:2000年1月4日~2014年3月6日
取引回数:8198回
対象:全銘柄
【寄成→引成の取引を行った場合】
勝率:65%
勝ちトレード平均利益:6.2%
負けトレード平均損失:8.4%
期待値:1.1%
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