リサーチ事業の売上高は前期比2.6%増の149.52億円、セグメント利益(営業利益)は同15.7%増の22.49億円となった。売上高については、国内・海外の事業会社ともに、新規顧客開拓及び既存顧客の深耕を進め、各種マーケティングリサーチサービスの提供を行った。国内の事業会社は主力のクロス・マーケティングを中心に営業体制の強化やデジタルマーケティング・ビッグデータ領域などを含む新サービスの開発・提供により、一般事業会社及び広告代理店等を中心に受注が増加した。また、メディカル・ヘルスケアリサーチを展開するメディリードも新サービスの開発・展開に加え、積極的な営業活動により受注が拡大し、売上高も拡大した。海外の事業会社は、堅調に推移している拠点はあるが、香港等、拠点個別の状況に応じて再編成を実施した。また、2019年第3四半期まで売上計上が遅れていた大型案件の一部を計上した。
ITソリューション事業の売上高は前期比26.5%増の35.26億円、セグメント利益(営業利益)は同6.2%減の2.74億円となった。積極的な営業展開による新規顧客開拓に加え、金融業界を中心に既存顧客から継続的に受注を獲得し、各事業会社が増収となった。また2018年11月に株式取得したサポタントを連結開始し売上高は増加したが、サポタントに掛かるのれん償却を開始したため、セグメント利益は微減となった。
その他の事業の売上高は前期比14.2%増の7.62億円、セグメント利益(営業利益)は同80.2%増の1.06億円となった。プロモーション事業を行っているディーアンドエムを中心にデジタルマーケティング、プロモーションサービスの販売・提供をしている。リサーチ事業とのグループ内連携を強化する等、営業組織体制の強化や、運用型案件の積極的な案件獲得により伸長した。
2020年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.3%増の195.70億円、営業利益が同7.3%増の13.60億円、経常利益が同15.7%増の13.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が8.20億円を見込んでおり、17期連続の増収、営業利益・経常利益は過去最高益を目指す。配当金額は前期の1株6.0円から0.2円増配し、6.2円を予定している。
<SF>
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