1. Amazonセラー専用アプリの事業譲受
2022年8月1日付けで(株)トラストエフォートより、Amazonセラー専用アプリ「Amacode(アマコード)」事業を譲受した。Amacodeは30万人以上が利用しており、スマートフォンのカメラで商品のバーコードを読み取るだけで、Amazonで販売する際の価格帯や売れ行きなどを瞬時に分析することが可能となっている。したがって、Amazonセラー(出品者)は、目の前の商品をAmazonで販売した際に利益が得られるかスマートフォン1つで瞬時に判断でき、効率的に仕入れを行うことができる。インターネット上での個人間取引においては、フリマアプリやAmazonマーケットプレイスの取引額が伸長しており、オークファン<3674>としてもこれらとの連携強化を課題としてきた。本件により、Amazonを利用するクラウドセラー(SMB)の取り込み(アカウント数の拡大)やAmacodeを運営してきた人材の獲得により、Amazon出品者向けサービスの強化を狙う。また、同社のビジネスアカウント(140万以上)とAmacodeの会員(30万人以上)とは親和性が高いことから、各サービスのクロスセルによりGMV等の増加を目指していく。
2. エジプトBtoBプラットフォームとの資本業務提携
2022年8月12日には、エジプトBtoB卸売プラットフォーム「Cartona(カートナ)」を提供するCartona B.V(本社はオランダ アムステルダム)へファンドを通じた投資を行うとともに、「NETSEA」との資本業務提携を締結した。「Cartona」については、MENA(中東・北アフリカ地域)市場で既に約1,500社のサプライヤーが利用しており、年間GMVは約1億2,000万USD(約170億円)と急成長しているスマートフォン向けアプリケーションである。同社にとって、今後のさらなるGMV拡大のためには、海外BtoB市場への展開は重要な戦略の1つであり、本件もその一環として位置付けられる。本件を機に、共同のマーケットリサーチなど連携を深め、MENA市場における重要なパートナーとして市場開拓を進めていく考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<SI>
この銘柄の最新ニュース
オークファンのニュース一覧- 本日の【自社株買い】銘柄 (14日大引け後 発表分) 2024/11/14
- 2024年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結) 2024/11/14
- オークファン、今期経常は2%増益へ 2024/11/14
- 2024年9月期 決算説明会資料 2024/11/14
- 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 2024/11/14
マーケットニュース
- 15時の日経平均は106円安の3万8308円、東エレクが21.7円押し下げ (11/20)
- 14時の日経平均は80円安の3万8333円、東エレクが22.69円押し下げ (11/20)
- 米国株見通し:底堅い値動きか、エヌビディア決算に期待 (11/20)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にかっこ (11/20)
おすすめ条件でスクリーニング
オークファンの取引履歴を振り返りませんか?
オークファンの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。