コンテンツ事業の売上高は前年同期比22.9%増の64.31億円、セグメント利益は同34.1%増の11.72億円となった。コンテンツ事業に係るファンクラブ・ファンサイト事業等について、新型コロナウイルス感染症により、ライブやコンサートの開催自粛の影響から一部のファンクラブ/ファンサイトでは会員数の減少が見られたが、新規ファンクラブ/ファンサイトの開設と新規会員の獲得が好調に進み、全体の会員数は上昇に転じている。また、コロナ禍をきっかけとしたアーティストとファンの関わりの変化をはじめ、エンタテインメントのDX化を見据えた新たな価値の創出やファンエンゲージメントの強化によるアーティスト活動の支援を実現するため、ファン活動の発着点となるサービスも充実させてきた。ファンクラブのプラットフォーム「Fanpla Kit」、オンラインサロン「Fanpla Rooms」、ファンクラブ向けのオンラインくじ「Fanpla Chance」といった新規サービスの普及、利用拡大にも取り組んだ。加えて、エンタテインメントに特化したクラウドファンディング「Fanpla Action」、アーティストとファンを繋ぐNFTマーケットプレイス「Fanpla Owner」のサービス提供も開始した。コンテンツ事業に係るファンクラブ・ファンサイト事業等の売上高は同19.2%増の57.56億円となった。コンテンツ事業に係EC事業については、アーティストグッズ販売のECへのデジタルシフトが進む中で、再開が進むライブやコンサートと歩調を合わせ商品の取扱高を増加させてきた。加えて、ECポータルでのプレイガイドとの連携をすすめるなど販売は好調に推移した。また、コロナ禍以後の新たなコンサートグッズの販売方法として、コンサート会場での電子決済や事前販売・会場受取サービスの需要の高まりも見られた。コンテンツ事業に係るEC事業の売上高は同67.3%増の6.74億円となった。
電子チケット事業の売上高は同28.9%増の13.25億円、セグメント利益は同111.5%増の3.38億円となった。有観客でのライブ、イベントが増加していく中で、電子チケットの強みを活かしマーケットシェアを拡大させ、電子チケット取扱枚数、トレード成立枚数ともに前年より大きく増加した。また、大手プレイガイドのチケット流通、発券プラットフォームとのシステム連携も開始し、サービスの利便性を向上させてきた。アーティストのサイン入りのグッズなどの商品を提供するオンラインくじ「くじプラ」など、ライブ/チケットと連動する施策やサービスについても販売が堅調に推移し、チケット1枚あたりの顧客単価の上昇に繋げてきた。電子チケット周辺領域のサービスとしては、プロ野球等のカードコレクションアプリにおいて、今後の市場拡大が期待されるNFTに対応した選手カード等の提供を開始し、従来からの選手カードに新たな付加価値を創出する試みも始めた。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比10.5%増の150.00億円、営業利益は同31.0%増の22.00億円、経常利益は同28.1%増の22.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同38.3%増の13.50億円とする期初計画を据え置いている。
<SI>
この銘柄の最新ニュース
エムアップのニュース一覧- <09月18日の陽線包み足達成銘柄(買いシグナル)> 2024/09/19
- 個人投資家・有限亭玉介:円高基調で内需系が狙い目に!上昇トレンドを保つ銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 2024/09/14
- 前日に動いた銘柄 part1 農業総合研究所、ミガロHD、大阪チタニウムテクノロジーズなど 2024/09/04
- 【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり小反落、朝高も半導体関連が売られる (9月3日) 2024/09/03
- ミガロHD、大阪チタ、エムアップなど 2024/09/03
マーケットニュース
- <動意株・7日>(前引け)=グリッド、サンエー、バイク王 (10/07)
- 日経平均7日前引け=3日続伸、719円高の3万9354円 (10/07)
- ◎7日前場の主要ヘッドライン (10/07)
- <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」5位にサンリオ (10/07)
エムアップホールディングスの取引履歴を振り返りませんか?
エムアップホールディングスの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。