<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位にエムアップ
エムアップはストップ安ウリ気配。前週末に高値波乱含みの展開となっていたが、大引けはマイナス圏で引けており、きょうは利益確定を急ぐ動きが一気に強まった。同社の美藤宏一郎社長が2日に関東財務局に提出した大量保有報告で保有株を21.61%から19.91%に1.7%を減らしていることが判明し、これが売り思惑を助長した。
もっとも、市場では「美藤社長が持ち株を減らしたのは、これが初めてではなく5月26日付の5%ルール報告で23.27%から21.61%に減らしている。この時は、翌週明けの29日にいったん売られたものの、その後3連続ストップ高と強烈な切り返しをみせた経緯がある」(国内投資顧問)と指摘する。今回は5月下旬の時よりも明らかに過熱感があり、全体相場が時価総額の大きい主力株に矛先が向くなかで、一気に値を崩す展開となった。信用取組は貸株申し込み規制のかかるなか、売り残も高水準で急落後のリバウンドにも思惑が膨らみそうだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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