ＤＭＰは小動き、２４年３月期業績は計画上振れ着地も上値重く利食い売りに押される

　ディジタルメディアプロフェッショナル<3652.T>は小動き。１１日の取引終了後、集計中の２４年３月期の連結業績について、売上高が従来予想の２９億５０００万円から３０億２０００万円（前の期比３０．１％増）へ、営業利益が２億４０００万円から３億３０００万円（同１２．２倍）へ、純利益が２億円から２億９０００万円（同１３．２倍）へ上振れて着地したようだと発表した。これを好感した買いが入ったものの、上値の重さが意識され、目先の利益を確定する目的の売りに押された。

　第３四半期までの業績が計画を上回ったことに続いて、第４四半期もアミューズメント市場向け画像処理半導体「ＲＳ１」の安定した量産出荷に加えて、セーフティー分野におけるライセンス収入やプロフェッショナルサービス収入、ロボティクス分野における製品売り上げやプロフェッショナルサービス収入、ＧＰＵ関連の堅調なライセンス収入を計上したことなどが要因としている。

出所：MINKABU PRESS