<動意株・17日>(前引け)=石井表記、サンフロンティア、三菱総研
サンフロンティア不動産<8934.T>=ストップ高。同社は16日、公募増資の実施の中止を発表した。9日の公募増資の決議後、株価は急落していただけに、1株当たり利益の希薄化懸念が払拭されることを前向きに評価する買いが流入している。560万株の公募と上限80万株のオーバーアロットメントによる売り出しの実施で80億円前後の資金調達を計画していた。ただ、株価は、公募の発表から一時約25%下落した。調達を予定していた資金は、手元の自己資金や小型再生案件の投資回収資金、それに金融機関からの借り入れで対応する方針としている。
三菱総合研究所<3636.T>=大幅続伸。16日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(10~3月)連結業績について、売上高を従来予想の382億円から422億円(前年同期比11.4%増)へ、営業利益を同25億2000万円から39億6000万円(同37.0%増)へ、純利益を同11億7000万円から21億1000万円(同36.1%増)へそれぞれ上方修正したことが好感されている。消費税率引き上げを前に、一部案件の売り上げ計上時期が当初想定より早まったことに加えて、ITソリューション事業で金融業向け売り上げが増加したことなどが要因としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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