大幅に5日ぶり反発。デジタル庁が三菱総合研究所<3636>に委託している「テクノロジーマップの整備に向けた調査研究」で、遠隔操作やカメラ等を活用した特定技能・経験を有する者が行う業務代替の実証の技術実証事業者として採択されたと発表している。対象業務は、ふ卵機(種卵を動かしながら温める機械)の温度管理、ふ卵機へ投入する種卵数判断、ひなの健康状態判別で、遠隔での業務実施と技術代替の実現性を検証する。
<4075> ブレインズ 979 +200
大幅に3日続伸。東証が制限値幅の上限を600円に拡大している。下限は通常通り150円で、基準値段は779円。ストップ高は1379円、ストップ安は629円となっている。ブレインズテクノロジー株は、データセンターでの日常点検をAIで自動化するための実証実験をさくらインターネット<3778>とともに開始すると16日に発表してから急騰が続いており、200日移動平均線を突破して大台の1000円に乗せるなど買いが買いを呼ぶ展開となっている。
<5255> モンスターラボ 319 +54
大幅に3日ぶり反発。一部メディアが「PwCコンサルティング(東京都千代田区)とモンスターラボホールディングスは、クラウドを活用するデジタル変革(DX)であるクラウドトランスフォーメーションで業務提携した」と報じ、買い材料視されている。報道によると、「両社は19日から国内企業や海外に進出した日系企業向けに、共同提案や開発分担を展開する」という。
<5616> 雨風太陽 1581 -19
伸びきれず反落。自社が運営する生産者と消費者をつなぐ産直アプリ「ポケットマルシェ」で、群馬県の山本一太知事が出演するライブコマースを20日に開催すると発表している。食を通じた関係人口創出事業の一環として、群馬県と連携して同県産品を紹介する。山本知事のほか、フリーアナウンサーで野菜ソムリエ上級プロの竹下裕理氏が出演する。ライブコマースが拡販につながるとの期待から買い先行も、徐々に値を消し反落で終えた。
<7083> AHCグループ 795 +100
ストップ高。24年11月期の営業損益予想を前期比489.4%増の1.20億円の黒字と発表している。福祉事業・介護事業の利用頻度を増やして収益改善を図る。外食事業はSNSを活用した販売促進を強化する。23年11月期の営業損益は0.20億円の黒字(前期実績は2.15億円の赤字)で着地した。新型コロナウイルスなどによる施設利用のキャンセルが想定を上回り、会社計画(0.61億円の黒字)を下回った。
<4563> アンジェス 74 +5
大幅に続伸。乳児早老症であるハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群(HGPS)とプロセシング不全性プロジェロイド・ラミノパチー(PL)の治療剤「ゾキンヴィ」について、厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表している。HGPSとPLは、希少な致死性の遺伝的早老症で、若い時点から死亡率が加速度的に上昇する。ゾキンヴィは23年3月に希少疾病医薬品に指定されている。 <ST>
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