コーテクＨＤ、上期営業を一転7％増益に上方修正

　コーエーテクモホールディングス <3635> [東証Ｐ] が10月11日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業利益を従来予想の130億円→175億円(前年同期は164億円)に34.6％上方修正し、一転して6.6％増益見通しとなった。
　なお、通期の営業利益は従来予想の325億円(前期は345億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　パッケージゲーム分野では、新作タイトルが好調だったことに加え、ダウンロードを中心に前年度までに発売したタイトルのリピート販売が計画を上回りました。オンライン・モバイル分野では、運営中の自社開発タイトル、IP許諾タイトルが共に安定して推移しました。外注加工費、広告宣伝費は計画比で減少しました。これらにより、売上高と営業利益は前回予想を上回り、営業利益については第２四半期連結累計期間として過去最高を更新する見込みです。　営業外収支においては、厳しい金融環境に対応するため戦略的にポートフォリオの組み換えを行い、営業外費用を計上しました。　なお、通期の連結業績予想につきましては、第３四半期以降の新作タイトルの販売動向、IP許諾によるロイヤリティ収入、世界経済の動向による営業外収益の不確実性に鑑み、当初予想からの変更はございません。