<6005> 三浦工 3403 +167大幅反発。野村證券では、レーティング「Buy」を継続、目標株価は4600円から5000円に引上げた。5月に買収完了した米クリーバーブルックス(CB)の連結影響を織り込むことから、営業益予想は25年3月期に266億円、26年3月期に341億円、27年3月期に370億円と、従前予想の同258億円、同280億円、同303億円から増額修正した。CB社以外のオーガニック営業益は、同予想を概ね据え置いた。
<5184> ニチリン 3510 +75大幅反発。昨日取引終了後に、発行済株式数の2.45%にあたる33万株、金額で約11.33億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、買い手掛かり材料となっている。資本効率の向上および機動的な資本政策の遂行を可能とするとともに、株主還元策の一環として行う。8月23日に東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買付けの委託を行うと発表し、本日30万株を取得した。
<2498> オリコンHD 4000 +595急騰。前日に24年9月期の期末配当(=年間配当)予想を175円とすると発表、買い手掛かり材料となった。前回予想は100円、前期は100円だった。同社は、株主に対する長期的に安定した利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しており、あわせて、過去の連結業績の推移、今後の連結業績の見通し、配当性向・配当利回り・自己資本比率等の指標などを総合的に勘案して配当を決定することを基本方針としている。
<2329> 東北新社 671 +29大幅続伸。昨日取引終了後に、シンガポールの投資会社3Dインベストメント・パートナーズから受けているTOB(株式公開買い付け)と株式非公開化の提案への回答書を公表しており、買い手掛かり材料となっているようだ。回答書では、TOBと株式非公開化の提案について「応じる決定は相当でない」とする一方、デューデリジェンス(資産査定)については厳格な守秘義務契約を結んだうえで受け入れるとしている。
<9799> 旭情報 1620 +86大幅続伸。昨日取引終了後に、9月30日を基準日として1株を2株に分割すると発表しており、買い手掛かり材料となっているようだ。株式分割後の発行済株式総数は1652万9700株となる。これにあわせ、さらなる株主様満足度の向上を目的に、株主優待制度の拡充も発表した。3000株以上の保有株数について新設し、カタログギフトe-book10000円相当又は日本赤十字社への寄付を優待内容としている。
<4771> エフアンドエム 1680 +31大幅続伸。昨日取引終了後に、業務ソフトウェアの開発・販売などを行う弥生と資本業務提携すると発表しており、買い手掛かり材料となっているようだ。エフアンドエムは弥生に自社株20万株(発行済株式総数の1.27%)を割り当てる予定。両社の顧客である中小企業へのさらなる価値提供を目指し、中小企業向けバックオフィスの支援事業の拡大を目指す。また、労務・人事支援領域の強化などを進める計画。
<6753> シャープ 1018.5 +66.2大幅続伸。ソフトバンク<9434>がシャープに対して、1千億円規模の出資を行う案が浮上していることが分かったと共同通信が報じており、買い手掛かり材料となっているようだ。報道によると、ソフトバンクはAI向けデータセンターの構築を目指してシャープ堺工場の一部を取得する交渉をしており、その過程で出資案が持ち上がったという。ただ、出資交渉は難航しており、実現性は不透明だとしている。
<5698> エンビプロHD 497 +8続伸。前日に中期経営計画を発表した。変化の激しい市況に柔軟に対応すべく、前年度に引き続きローリング方式で5ヵ年の中期経営計画「中計2029」を策定した。29年6月期の売上高860億円、経常利益47億円計画(24年6月期は522.14億円、17.82億円)を掲げ、目標期間の年平均成長率は売上高10.5%、経常利益21.4%に。また29年6月期のROEは14.0%計画(24年6月期3.2%)と。
<3604> 川本産業 945 +150ストップ高。エムポックス(サル痘)の感染拡大が伝えられている。タイ保健当局は22日、エムポックス(サル痘)を発症した欧州の男性が、より重症化しやすい
「クレード1」に感染していたと明らかにしたと伝えられている。米ブルームバーグ通信によると、アジアでクレード1の感染者が報告されたのは初めて。エムポックスは飛沫感染の可能性も指摘されており、マスクなどを手掛ける同社株に資金が向かっているようだ。
<6857> アドバンテス 6382 -225大幅反落。今日は半導体関連株が総じて軟調な展開となっている。昨日の米株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)
が3.44%下落と、ダウ平均(0.43%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場で半導体関連株の買い手控え要因となっているようだ。東エレク<8035>、レーザーテック<
6920>なども下げている。
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