アクサスＨＤ、上期経常を一転82％増益に上方修正・4期ぶり最高益、通期も増額、配当も1円増額

　アクサスホールディングス <3536> [ＪＱ] が4月13日朝(08:40)に業績・配当修正を発表。21年8月期第2四半期累計(20年9月-21年2月)の連結経常利益を従来予想の6000万円→1億8700万円(前年同期は1億0300万円)に3.1倍上方修正し、一転して81.6％増益を見込み、一気に4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の1億9300万円→2億9500万円(前期は3億2100万円)に52.8％上方修正し、減益率が39.9％減→8.1％減に縮小する見通しとなった。

　同時に、期末一括配当を従来計画の2円→3円(前期は2円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　令和３年８月期第２四半期連結業績予想につきましては、売上高は概ね計画のとおり推移しており、一方で新型コロナウイルス感染予防対策における三密回避の観点から、販売促進を控える傾向となったこと等により、販売費及び一般管理費が減少したことで、営業利益、経常利益並びに親会社に帰属する四半期純利益の業績予想を上回る見通しとなりました。　通期連結業績予想につきましては、令和３年８月期第２四半期連結業績予想を鑑みまして、上記のとおり通期連結業績予想を修正するものであります。

　　当社グループは、株主の皆様に対する利益還元策を重要課題の一つとして認識しており、１株当たりの年間配当金額を２円00銭とした安定配当を基本とし、各期における業績等を勘案したうえで配当金額の上乗せを検討しております。　令和３年８月期の配当につきましては、期末配当金を２円00銭、年間配当金を２円00銭と予定させていただいておりましたが、営業利益、経常利益並びに親会社に帰属する当期純利益が当初の計画値を上回る見込みとなったことから、上記の基本方針に従い、期末配当金を従来予想より１株につき１円00銭増額し３円00銭とし、年間配当金を３円00銭（普通配当２円00銭、特別配当１円00銭）とさせていただくことといたしました。（注）上記の予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。