日東網が反落、１０月中間期決算発表で材料出尽くし感強まる

　日東製網<3524.T>が反落。前週末５日の取引終了後に発表した第２四半期累計（５～１０月）連結決算は、売上高８１億６０００万円（前年同期比５．５％減）、営業利益３億５６００万円（同４．９％減）、純利益１億５１００万円（同２７．５％増）と従来予想の売上高８０億円、営業利益３億円、純利益１億円を上回ったものの、材料出尽くし感から売られているようだ。消費増税に伴う駆け込み需要の反動で陸上用ネットは減少したが、漁業関連事業の定置網や旋網が想定を上回ったという。
　なお、１５年４月期通期業績予想は、売上高１６５億円（前期比４．３％減）、営業利益６億５０００万円（同２６．５％減）、純利益３億円（同３６．５％減）の従来予想を据え置いている。

日東網の株価は１０時３２分現在１６７円（▼３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）