イチカワ、前期経常を4％上方修正

　イチカワ <3513> [東証Ｓ] が5月12日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→10.4億円(前の期は7.5億円)に4.0％上方修正し、増益率が31.9％増→37.2％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.3億円→4.7億円(前年同期は4.1億円)に9.2％増額し、増益率が5.8％増→15.5％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当期の業績につきましては、原材料価格やエネルギー価格高騰等によるコスト増があるものの、販売力強化、生産性向上等の企業努力に加え、製品価格改定の浸透、円安ドル高の進行に伴い海外売上高が増加することから、連結売上高、連結営業利益、連結経常利益、連結当期純利益は前回発表予想を上回る見込みとなりました。以上によりまして、当連結会計年度の業績予想を修正するものであります。※ 上記予想は、本資料の発表日現在における将来の経営環境予想等の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後種々の要因によって予想数値とは異なる場合があります。