<動意株・1日>(大引け)=ハウスドゥ、アプリックス、SKIYAKIなど
アプリックス<3727.T>=急反発。同社は2月28日の取引終了後、同社のフローセンサーが世界的なキッチンメーカーであるフランケ・キッチン・システムズの蛇口一体型小型浄水器に搭載されたと発表しており、これを好感した買いが入っている。アプリックス製品が搭載されたフランケ社の「Franke Vital Capsule System」は、活性炭と有害なバクテリアやウィルスを除去するハイテク膜を組み合わせた世界最小の浄水フィルターで、蛇口と一体化して設置することができるのが特徴。
SKIYAKI<3995.T>=急反発。同社は音楽アーティストなどのファンクラブサイト運営やグッズ販売などを行っているが、28日取引終了後、国内初となる人工知能(AI)を活用したファンマーケティングサービスの企画・開発でテクノスデータサイエンス・エンジニアリング(東京都新宿区)と業務提携することで合意したと発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。株価は前日に10%の大幅安をみせていたこともあり、値ごろ感も働いている。
アンリツ<6754.T>=大幅高。同社は高速・大容量の次世代通信規格「5G」では通信計測器メーカーのトップとして、国内企業では業界を先駆して世界的なインフラ整備需要を取り込んでいる。スペイン・バルセロナで2月25~28日開催の「モバイルワールドコングレス(MWC)」では5Gデバイスの共同デモンストレーションを実施するなど存在感を示している。また直近では、28日に同社が製造する携帯端末の送受信特性、パフォーマンスなどの規格適合を確認するためのテスター「ME7873NR」が、「5G RFコンフォーマンステスト」でスプリアス試験のGCF認証を取得したことを発表、これが株高を後押ししている。
ウェルス・マネジメント<3772.T>=ストップ高。同社は2月28日の取引終了後、3月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これを好感した買いが入っている。同時に、合同会社メトロを通じて保有するホテル「イビススタイルズ大阪難波」にかかる不動産信託受益権の準共有持ち分51%を売却すると発表。これに伴い、売却益32億6300万円が発生することも好材料視されている。なお、19年3月期業績への影響は現在精査中としている。
ラオックス<8202.T>=一時ストップ高で昨年12月17日以来となる300円台回復。同社は2月28日取引終了後、18年12月期の決算を発表したが、売上高は1179億9500万円(前の期比83.5%増)と大幅な伸びを示した。ただ、夏以降に連続して起きた自然災害の影響や季節商品の落ち込みなどで営業損益は8億5100万円の赤字(前の期は1億3700万円の黒字)だった。19年12月期については売上高が1500億円(前期比27.1%増)、営業損益は20億円の黒字を見込んでおり、これを好感する形で買いが大きく先行する形となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
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