<6932> 遠藤照明
四季報より 業種:電気機器。
【特色】商業施設用照明器具で国内首位級。演出照明に強み。インテリア家具も扱う。LED照明に軸足
【小幅減額】国内照明は商業施設の投資出直る。新型照明も省エネ需要。だが円安でアジア生産の仕入れ負担大。営業減益幅拡大。為替差益。特損。増配。24年3月期は新型照明の国内需要掘り起こし、価格改定図る。
【カタログ】Web上から照明器具の性能や光の具合等の情報入手できる、BIMデータを公開。設計の迅速化に寄与。新型照明は、Webセミナーで光環境を提案。
2022年10月31日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-34.7%の25.00億円、経常利益-36.5%の27.00億円の減収・減益の見通し。
2020年3月17日の501円、2021年1月4日の502円をダブル底とする上昇トレンド(A)の中で、2021年5月7日に778円まで上昇して横もみとなり、7月9日に702円まで押し目を入れ、10月25日に1239円まで上昇し年初来高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)となり、この中で2022年3月8日に861円まで下げて3月17日に988円まで反発し、下降トレンド(B)より、やや角度の大きい下降トレンド(C)へ移行しました。この中で6月20日に735円の安値をつけて8月26日に807円まで反発し、12月21日に700円まで下げてもみあっています。
<8084> 菱電商事
四季報より 業種:卸売業。
【特色】三菱電機系商社で最大。FA、ビル昇降機・空調から半導体まで幅広い。非三菱電機系製品も拡充
【最高益】冷熱はビル空調が低迷。だがFAは半導体製造装置、工作機が伸長。収益柱の電子部品は半導体が車載用、半導体製造装置、工作機用に増勢。米国、中国も半導体関連で稼ぐ。前号比で営業益増額、増配。24年3月期は半導体が一服で小幅後退。
【初出荷】葉物野菜新工場は22年11月にホウレンソウ出荷開始。量産化に注力。食品など製造現場用ICT管理システム育成。
2022年10月31日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+11.9%の79.00億円、経常利益+7.1%の78.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で2020年3月13日の1154円で底打ちとなり、3月27日に1432円まで自律反発し再下落となって、4月1日に1224円まで下げて上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2021年3月29日に1805円の高値をつけて、6月1日に1586円まで押し目を入れ、ここからの上昇で9月7日に1883円の年初来高値をつけました。この9月7日の1883円をピークに12月30日の1836円、2022年3月1日の1821円と上値を低くする順下げの三尊天井となり、短期の下降トレンド(B)へ転換しました。この中で6月20日の1548円、10月3日の1555円と2点底をつけて上昇トレンド(C)へ移行し、上放れとなって11月25日に1757円まで上昇し12月8日に1623円まで下げてもみあっています。
<4064> 日本カーバイド工業
四季報より 業種:化学。
【特色】各種の機能樹脂やセラミック基板等展開。ステッカー、再帰反射シートも。子会社でアルミ建材
【下振れ】フィルム・シートは欧州インフレ、中国ロックダウンの影響想定超。電子・機能製品は原料高に売価追いつかず。前号より減益幅拡大。営業外に為替差益。特損減。24年3月期は内外の自動車向けが復調。
【新技術】日立系タッチレス入力装置に当社の空中ディスプレー技術採用、非接触操作実現。コーセーのマスカラに新素材の皮膜形成剤採用、耐水性と落としやすさ両立。
2022年11月8日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-37.3%の20.00億円、経常利益-33.4%の27.00億円の減収・減益の見通し。
コロナ相場の急落で2020年3月23日の848円で底打ちとなり、その後、短期大幅上昇となって5月25日に1511円まで上昇しましたが、ここから大幅下落となり、7月31日に1121円まで下げ、上値は1500円水準で下値を切り上げる展開となっていました。2021年9月14日の1510円が前年の1511円に対するダブル天井となっています。その後12月1日の1242円、12月20日の1267円と2点底をつけて、2022年6月9日に1488円の戻り高値をつけて、下降トレンド(B)となって下放れしました。9月7日の1208円、10月13日の1217円と2点底をつけて反発していますが、上昇トレンド(A)を切ったので当面の上値は1350円水準となります。高配当、割安株ですので下値は限定的といえます。
<3452> ビーロット
四季報より 業種:不動産業。
【特色】中古のオフィスビルやマンションなどの収益力を高めて売却。ホテル開発も。富裕層に強い
【続 伸】主力の不動産開発は旺盛な需要を背景にマンションやオフィスなどの売却が好調。23年12月期もマンションやオフィスの売却が進む。仲介や販売受託などのコンサル伸長し、管理運営受託も件数が順調に増加。人員増などをこなし、営業益続伸。
【人材強化】部署間移動の促進や成果主義による待遇アップなど、営業人材の開発に注力。業容拡大へM&Aにも引き続き意欲。
2022年12月15日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+38.2%の28.06億円、経常利益+49.2%の22.40億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2020年3月19日の484円(分割前969円)を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で急角度の上昇トレンド(B)を形成し、この中で6月9日に841円まで上昇し、急落となって7月31日に540円まで下げました。ここから再上昇となって10月13日の839円、11月30日の842円と2点天井をつけ、年初来高値となって下降トレンド(C)へ転換しています。
この下降トレンド(C)の中で、2021年3月18日に772円の戻り高値から上昇トレンド(A)を下に切って下放れとなり、2022年1月27日の457円で当面の底打ちとなりました。この底打ちからの上昇の中で5月19日の478円を2点底にして12月14日に654円まで上昇し、大きく反落しているところです。ここからの下値は限定的といえます。
<4047> 関東電化工業
四季報より 業種:化学。
【特色】古河系。半導体・液晶用特殊ガスは微細化、多層化に強み。2次電池電解質も。中韓生産拠点整備
【連続増配】電解質が増産牽引。高品位エッチングガスも需要増取り込む。原料高対応の値上げ進捗。電気代高騰こなし営業益続伸。為替差益。24年3月期は電解質、高品位ガス出荷堅調。償却一段増も小幅増益。
【エッチングガス】年400tに5割超増強のC4F6は需要逼迫で追加投資検討。硫化カルボニルも韓国増強設備が初出荷。ロジック向け深耕、中韓競合の追随許さず。
2022年11月11日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+10.2%の123.00億円、経常利益+17.5%の131.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で2020年3月17日の648円の底打ちから、4月2日に695円の2点底をつけて、5月15日に965円まで上昇し、再下落となってスタート近辺まで戻り10月2日の695円、11月20日の692円と2点底となって上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2021年9月14日に1168円まで上昇後、10月14日に944円まで押し目を入れ再上昇となって、2022年3月1日に1220円の年初来高値をつけました。ここから6月20日に858円まで下げて当面の底打ちとなり、9月12日の1033円、12月1日の1038円と2点天井をつけて。今年の1月5日に902円まで下げて落ち着きどころを探しています。
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