会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.3億円の黒字→4.6億円の赤字(前年同期は4億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
業績悪化に伴い、従来10円を計画していた期末一括配当を見送り、無配転落(前期は10円)とする方針とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
連結業績および個別業績について、試作・金型製品において、従前のコンシューマエレクトロニクス分野の受注が第三四半期以降に著しく低下し、一方で拡大に注力している新規開拓分野の受注増が未だ限定的であります。また、関係会社の製品販売は弱含みで推移しております。その結果、売上高ならびに営業利益は、2022年6月14日の公表数値を下回る見込みとなりました。また、連結業績において、持分法適用関連会社の業績悪化により、持分損失は当初予想を上回る見込みとなり、個別業績において関係会社貸倒引当金繰入額等を計上する見込みとなりました。また、連結業績および個別業績において、投資有価証券評価損を計上する見込みとなり、それらの結果、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ならびに当期純利益は公表数値を下回る見込みとなりました。今後の取り組み主力である試作・金型、量産製品の受託製造においては、コンシューマエレクトロニクス中心の対応分野を見直し、新規部門の開拓に努めるとともに、安定収益層拡大のため量産製品分野の拡大、また、生産効率向上のため製造部門の統一、間接部門の効率化を図り、収益確保に努めます。ロボット・その他製品の新規事業分野においては、顧客スタートアップの量産品製造を拡大させるため、販売・サービスなどの業務支援機能を拡大するとともに、関係会社における研究開発費を抑制し、利益拡大に注力いたします。
当社は、株主の皆様に対する利益還元を充実させていくことが経営上の重要課題と認識しており、安定的な配当実施を基本方針としながら、長期的成長を維持し、企業価値を高めることを目的とする再投資のための内部留保とのバランスを勘案してまいりました。2023年4月期の配当予想におきましては、業績予想の修正に伴い、誠に遺憾ではございますが、無配とさせていただきます。株主の皆様には深くお詫び申し上げますとともに、業績回復に尽力してまいりますので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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