自動車部品事業(日本)については、半導体供給不足の緩和に伴う得意先での生産台数の増加などにより、売上高は前年同期比25.2%増の23.69億円となった。増収効果や合理化活動の進展などにより、セグメント利益は0.38億円(前年同期は1.72億円の損失)となった。
自動車部品事業(北米)については、半導体供給不足の緩和に伴う得意先での生産台数の増加に加えて、為替換算の影響等から、売上高は同50.3%増の38.46億円となった。一方、一過性の生産ロスの発生などもあり、セグメント損失は0.35億円(同1.39億円の損失)となった。
自動車部品事業(アジア)については、中国での日系車の販売不振・減産影響を大きく受けたものの、ASEANでの売上増により、売上高は同2.9%増の44.34億円となった。固定費管理や経費削減の徹底を図ったものの中国での減収影響が大きく、セグメント損失は1.77億円(同0.85億円の利益)となった。
自動車部品事業(欧州)については、半導体供給不足の緩和に伴う得意先での生産台数の増加に加えて、為替換算の影響等から、売上高は同45.0%増の38.67億円となった。増収効果や合理化活動の進展などにより、セグメント利益は0.06億円(同0.94億円の損失)となった。
セキュリティ機器事業(日本)の売上高は同37.3%増の38.19億円、セグメント利益は同70.0%増の5.27億円となった。戸建の新築住宅着工の減少による影響を受けつつも、住宅市場での電気錠に対する認知や需要の高まりと、世界的な電子部品逼迫の状況が改善しつつあること、また、大手賃貸住宅事業会社のプロジェクトによる受注が有り、住宅関連製品の売上は好調に推移した。ロッカーシステム事業は、国内観光需要の回復によりレジャー・観光客が増加し、コインロッカーのオペレーション収入は堅調な回復となった。また、物販については貴重品ロッカー、更衣ロッカー、ホテル向けセルフクロークロッカーが好調に推移した。さらに、インバウンド増の背景からマルチ決済対応のターミナルロッカーの受注につながり、売上は前年同期を上回った。
セキュリティ機器事業(海外)については、日本向け製品(電気錠)の生産増により、売上高は同75.4%増の28.55億円、セグメント利益は同140.8%増の2.80億円となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比11.3%増の700.00億円、営業利益は同232.8%増の20.00億円、経常利益は同33.5%増の18.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同128.9%増の12.00億円とする期初計画を据え置いている。
<SI>
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