決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … Ｇセキュリ、ギックス、東邦金 (10月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の10月27日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　寺岡製 <4987>
　24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は2億円の赤字(前年同期は4.8億円の赤字)に赤字幅が縮小したが､従来の1.4億円の黒字予想から一転赤字で着地。

★No.2　日本アビオ <6946>
　24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比58.6％増の8.9億円に拡大し、通期計画の20億円に対する進捗率は5年平均の34.4％を上回る44.8％に達した。

★No.4　Ｇセキュリ <4417>
　24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比50.9％増の5.2億円に拡大したが、通期計画の10.8億円に対する進捗率は48.7％となり、前年同期の47.5％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4987> 寺岡製 　　　　東Ｓ 　 +29.81 　 10/30　　上期　　　　赤縮
<6946> 日本アビオ 　　東Ｓ 　 +19.69 　 10/30　　上期　　　 58.58
<9219> ギックス 　　　東Ｇ　　 +8.05 　 10/30　　　1Q　　　 -5.56
<4417> Ｇセキュリ 　　東Ｇ　　 +6.36 　 10/30　　上期　　　 50.86
<3648> ＡＧＳ 　　　　東Ｓ　　 +4.98 　 10/30　　上期　　　 78.68

<7297> カーメイト 　　東Ｓ　　 +4.08 　 10/30　　上期　　　　赤転
<6822> 大井電気 　　　東Ｓ　　 +3.06 　 10/30　　上期　　　　赤縮
<9436> 沖縄セルラー 　東Ｓ　　 +2.90 　 10/30　　上期　　　　5.45
<5449> 大阪製鉄 　　　東Ｓ　　 +2.07 　 10/30　　上期　　　-24.87
<5781> 東邦金 　　　　東Ｓ　　 +1.92 　 10/30　　上期　　　 -3.91

<8699> ＨＳＨＤ 　　　東Ｓ　　 +1.92 　 10/30　　上期　　　-37.34
<6356> 日ギア 　　　　東Ｓ　　 +1.80 　 10/30　　上期　　　255.84
<3426> アトムリビン 　東Ｓ　　 +1.77 　 10/30　　　1Q　　　　6.41
<1718> 美樹工業 　　　東Ｓ　　 +1.34 　 10/30　　　3Q　　　 10.09
<5994> ファインシン 　東Ｓ　　 +1.17 　 10/30　　上期　　　　黒転

<6161> エスティック 　東Ｓ　　 +0.96 　 10/30　　上期　　　 20.00
<2204> 中村屋 　　　　東Ｓ　　 +0.65 　 10/30　　上期　　　　赤縮
<2393> ケアサプライ 　東Ｓ　　 +0.59 　 10/30　　上期　　　　2.02
<6973> 協栄産 　　　　東Ｓ　　 +0.47 　 10/30　　上期　　　-15.16
<7559> ＧＦＣ 　　　　東Ｓ　　 +0.29 　 10/30　　上期　　　　赤縮

<7185> ヒロセ通商 　　東Ｓ　　 +0.07 　 10/30　　上期　　　 41.64

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース