決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … トーセ、エスクロＡＪ、薬王堂 (10月5日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月4日から5日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＳＩ <3826>
　19年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比82.2％増の2.7億円に拡大し、従来予想の2.3億円を上回って着地。

★No.2　大有機 <4187>
　18年11月期の連結経常利益を従来予想の34.9億円→39.2億円(前期は33.6億円)に12.3％上方修正し、増益率が4.0％増→16.8％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.4　ベルク <9974>
　19年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比1.1％増の52.4億円となり、通期計画の102億円に対する進捗率は51.1％となり、5年平均の52.6％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3826> ＳＩ 　　　　　東１ 　 +12.98 　 10/ 5　　上期　　　 82.24
<4187> 大有機 　　　　東１　　 +9.57 　 10/ 5　　　3Q　　　 26.57
<7630> 壱番屋 　　　　東１　　 +5.57 　 10/ 5　　上期　　　 -2.70
<9974> ベルク 　　　　東１　　 +4.60 　 10/ 5　　上期　　　　1.10
<7463> アドヴァン 　　東１　　 +4.20 　 10/ 5　　上期　　　 10.93

<3385> 薬王堂 　　　　東１　　 +2.91 　 10/ 5　　上期　　　 -1.00
<6093> エスクロＡＪ 　東１　　 +0.62 　 10/ 5　　上期　　　-58.10
<4728> トーセ 　　　　東１　　 +0.30 　 10/ 5　本決算　　　 24.34

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース