決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … サイゼリヤ、ＩＤＯＭ、いちご (10月14日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　トランザク <7818>
　20年8月期の連結経常利益は前の期比37.8％増の28.5億円に拡大したが、21年8月期は前期比11.0％減の25.4億円に減る見通しとなった。

▲No.2　ＪＮＳ <3627>
　21年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比56.3％減の1億1200万円に大きく落ち込んだ。

▲No.3　オンリー <3376>
　20年8月期の連結経常利益は前の期比72.2％減の2億2100万円に落ち込み、21年8月期も前期比9.5％減の2億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7818> トランザク 　　東１ 　 -10.90 　 10/14　本決算　　　-11.03
<3627> ＪＮＳ 　　　　東１ 　 -10.37 　 10/14　　上期　　　-56.25
<3376> オンリー 　　　東１　　 -8.24 　 10/14　本決算　　　 -9.50
<8200> リンガハット 　東１　　 -6.64 　 10/14　　上期　　　　赤転
<9979> 大庄 　　　　　東１　　 -5.95 　 10/14　本決算　　　　　－

<3543> コメダ 　　　　東１　　 -4.89 　 10/14　　上期　　　-39.60
<2337> いちご 　　　　東１　　 -4.24 　 10/14　　上期　　　-67.76
<7581> サイゼリヤ 　　東１　　 -4.23 　 10/14　本決算　　　　赤縮
<3030> ハブ 　　　　　東１　　 -4.17 　 10/14　　上期　　　　赤転
<2670> ＡＢＣマート 　東１　　 -3.38 　 10/14　　上期　　　-64.43

<3198> ＳＦＰ 　　　　東１　　 -3.02 　 10/14　　上期　　　　赤転
<2698> キャンドゥ 　　東１　　 -2.09 　 10/14　　　3Q　　　 26.91
<7599> ＩＤＯＭ 　　　東１　　 -1.47 　 10/14　　上期　　　-13.40
<8181> 東天紅 　　　　東１　　 -1.40 　 10/14　　上期　　　　赤拡

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース