ミタチ産業、今期経常を3％上方修正

　ミタチ産業 <3321> [東証Ｓ] が4月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年5月期の連結経常利益を従来予想の16億円→16.5億円(前期は24.5億円)に3.1％上方修正し、減益率が34.7％減→32.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.7億円→6.2億円(前年同期は7.7億円)に8.7％増額し、減益率が25.7％減→19.2％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年５月期の業績予想につきまして、自動車分野での半導体・電子部品の底堅い受注はあるものの、産業機器分野での中国の市況停滞に伴う売上減少、民生分野での顧客の在庫調整による売上減少などにより、売上高は2023年７月７日公表の業績予想を下回る予想となりました。また、利益につきましては、売上高の減少はあるものの、コスト抑制や効率化などの活動もあり、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、最新の見通しを反映し、修正を行っております。なお、上記業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。