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※2018年5月20日15時 に執筆
株式市場では国内外の証券会社各社から毎日、多数のレーティング情報がリリースされています。これらはアナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い・売り」などのレーティングを付与しています。
リリース直後は一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティング情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも数多くありますが、いくつかの条件が合えば人気が継続するものもあります。
そこでレーティング情報を15年間、研究し続けた証券アナリストの「まぐろどん」が、リリース直後の値動きが一巡したレーティング情報から1~2週間程度の短期間で注目される銘柄を紹介します。
オープンハウス<3288>
大和証券が5月17日に投資判断「1」を据え置き、目標株価を6700円→7800円に引き上げたことが伝わっている。
レーティング公開後も株価は伸び悩むなどインパクトは限定的。ただ、一巡後は切り上がる5日移動平均線が株価を押し上げる好パターン。目標株価との乖離率は16.1%とそれほど大きくはないが、こうした場合、短期的な踊り場を形成した後に一段高となることが多い。目先は1月に付けた高値の6970円をブレイクし、7000円台に突入する展開に期待したい。
アンリツ<6754>
SMBC日興証券が5月14日に投資判断「1」を据え置き、目標株価を1290円→1870円に引き上げたことが伝わっている。
レーティング公開後、株価は窓を空けて上昇する力強い動き。25日移動平均線との乖離率が一時10%を超えるなど短期的な過熱感から、買い一巡後は利益確定の売りに押されているが、目標株価との乖離率は25%程度とのりしろが大きい。こうしたパターンでは1500円処を下回らなければ再動意することが多い。2013年以来となる1600円台回復に期待したい。
資生堂<4911>
大和証券が5月15日に投資判断「1」を据え置き、目標株価を6710円→9290円に引き上げたことが伝わっている。
株価は前日に急騰していただけにレーティング公開によるインパクトは限定的。一時8405円を付けたあとは利益確定の売りに押されて8000円処で日柄調整している。こうした場合、8000円を下回らなければ、ある程度の過熱感があっても再度物色の矛先が向かうことが多い。短期的に高値更新からの一段高に期待したい。
※速報はブログ『証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」』にて掲載しています。
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執筆者名:まぐろどん
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」
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