サンセイラン、上期経常を4％上方修正、配当も1円増額

　サンセイランディック <3277> [東証Ｓ] が8月7日昼(12:30)に業績・配当修正を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の8.3億円→8.6億円(前年同期は14.2億円)に3.7％上方修正し、減益率が41.7％減→39.5％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の連結経常利益は従来予想の15億円(前期は17.6億円)を据え置いた。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の15円→16円(前年同期は無配)に増額し、年間配当は41円になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年12月期第２四半期(累計)連結業績につきましては、当社グループの主力事業である不動産販売事業において、居抜きの販売が大幅に増加したことから、売上高が計画を上回る見通しとなりました。　　一部の居抜き物件の利益率が計画を下回ったものの、底地及び所有権の利益率が計画を上回り、営業利益、経常利益及び中間純利益につきましても計画を上回る見通しとなりました。　以上のことから、2024年12月期第２四半期(累計)連結業績予想及び個別業績予想を上記のとおり修正いたします。

　　当社は、収益力の向上を図り配当原資を確保することにより、継続的かつ安定的な配当の実施及び経営成績に応じた積極的な利益還元を配当の基本方針としております。　この基本方針のもと、上記業績予想の修正を踏まえ、2024年12月期の中間配当につきましては、１株当たり15円から16円に修正いたします。これにより、期末配当の１株当たり25円を合わせて年間配当は41円となる予定です。