―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の12月14日から15日の決算発表を経て18日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ミロク <7983>
23年10月期の連結経常利益は前の期比1.6%減の7億9500万円になり、従来予想の9億5000万円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。
▲No.2 オービス <7827>
23年10月期の経常利益(非連結)は前の期比15.0%減の6.7億円になり、24年10月期も前期比47.8%減の3.5億円に落ち込む見通しとなった。
▲No.3 アルデプロ <8925>
24年7月期第1四半期(8-10月)の連結最終損益は19.8億円の赤字(前年同期は0.9億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7983> ミロク 東S -16.47 12/15 本決算 -61.01
<7827> オービス 東S -12.65 12/15 本決算 -47.85
<8925> アルデプロ 東S -12.04 12/15 1Q 赤拡
<7692> Eインフィニ 東S -11.54 12/15 1Q 赤転
<5585> エコナビスタ 東G -11.47 12/15 本決算 15.01
<7073> ジェイック 東G -9.68 12/15 3Q -84.55
<7683> WA 東G -9.47 12/15 3Q 112.79
<3421> 稲葉製作 東S -3.16 12/15 1Q -20.95
<9251> AB&C 東G -3.12 12/15 本決算 9.46
<3195> ジェネパ 東G -2.97 12/15 本決算 -
<8917> ファースト住 東S -2.83 12/15 本決算 -2.29
<7810> クロスフォー 東S -1.00 12/15 1Q 黒転
<4380> Mマート 東G -0.95 12/15 3Q 53.88
<3248> アールエイジ 東S -0.27 12/15 本決算 4.82
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした18日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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