ウィル、上期経常を42％上方修正

　ウィル <3241> [東証Ｓ] が7月29日後場(13:00)に業績修正を発表。24年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の2.4億円→3.4億円(前年同期は3.5億円)に41.8％上方修正し、減益率が31.5％減→2.8％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の9.8億円(前期は9.3億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年12月期第２四半期（累計）連結業績につきましては、開発分譲事業において、愛知県名古屋市天白区や兵庫県尼崎市をはじめとした戸建プロジェクトの販売・引渡しが当初計画を上回り、売上高を牽引いたしました。　また、流通事業においては、三大都市圏における新規出店が進むなか、住宅の購入に関する成約件数は前年同期比11.7％増加いたしました。そのうえで、流通事業での中古住宅の取扱件数も同7.7％増加し、「中古×リフォーム×ＦＰ」の引渡件数が増加するなど、各種利益が業績予想を上回る見込みとなりました。　なお、通期連結業績予想につきましては各国中央銀行の金融政策転換や、物価及び不動産価格の高騰による消費マインドへの影響等を保守的に勘案した結果、前回発表（2024年２月13日）予想を据え置いております。